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リューリク・ロスチスラヴィチ (ペレムィシュリ公) : ミニ英和和英辞書
リューリク・ロスチスラヴィチ (ペレムィシュリ公)[こう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラヴ : [らヴ]
 【名詞】 1. love 2. (n) love
: [こう]
  1. (n,suf) prince 2. lord 3. duke 4. public 5. daimyo 6. companion 7. subordinate

リューリク・ロスチスラヴィチ (ペレムィシュリ公) : ウィキペディア日本語版
リューリク・ロスチスラヴィチ (ペレムィシュリ公)[こう]
リューリク・ロスチスラヴィチ(、? - 1092年)は、トムタラカニ公ロスチスラフ・ウラジミロヴィチの長男である〔РЮРИК РОСТИСЛАВИЧ // Советская историческая энциклопедия 〕。弟にはヴォロダリヴァシリコがいる。ペレムィシュリ公:1084年 - 1092年。
==生涯==
父のロスチスラフがトムタラカニ(ru)で死亡した後、母はハンガリーへと去り、リューリクら兄弟はルーシに残された。イズゴイ・クニャージ(領土や継承権のない公)となったリューリクは兄弟たちと共にヴォルィーニ公(ウラジーミル・ヴォリンスキー公)ヤロポルクの元に身を寄せた。1084年、ヤロポルクが不在となった隙を突いて、リューリク兄弟は一旦チェルヴェンの諸都市へ向かい、軍隊を集めてヴォルィーニに帰還し、ウラジーミル・ヴォリンスキーを占領した。一方、キエフ大公フセヴォロドはヴォルィーニ公ヤロポルクのために、自身の子のウラジーミル・モノマフを長とする軍隊を派遣した。
この後、キエフ大公フセヴォロドとヴォルィーニ公ヤロポルクは対立し、フセヴォロドは、ドニエプル川下流のオレシエ(ru)(水上交易路・ヴァリャーグからギリシャへの道の途上)を襲撃していたイズゴイ・クニャージのダヴィドに、ヴォルィーニの都市の1つであるドロゴブージュを与えた。また、ヤロポルクはポーランドに逃亡し、ウラジーミル・モノマフが、同じくヴォルィーニの都市の1つであるルーツクを占領した。1084年にリューリクら3兄弟はヴォルィーニを与えられ〔М. Погодин ГАЛИЦКОЕ КНЯЖЕСТВО // ДРЕВНЯЯ РУССКАЯ ИСТОРИЯ ДО МОНГОЛЬСКОГО ИГА 〕、分割して統治した。リューリクはペレムィシュリ公となった。1087年に和平条約が締結され、ヤロポルクがヴォルィーニを取り戻すが、同年、ヤロポルクはズヴェニゴロドへの遠征途上で殺害された。誰がヤロポルクの殺害を指示したのかは不明である〔М. Погодин ВЛАДИМИРО-ВОЛЫНСКОЕ КНЯЖЕСТВО // ДРЕВНЯЯ РУССКАЯ ИСТОРИЯ ДО МОНГОЛЬСКОГО ИГА 〕。ヤロポルク殺人犯がリューリク領のペレムィシュリへ逃走したことから、リューリクが殺害の黒幕であるという推測は成り立つが、しかしこの直後の段階では、リューリクは直接的には何ら利益を得ていないという指摘もある。
リューリクは1092年に死亡した。リューリクには子はいなかったため、リューリク領はヴァシリコ・ヴォロダリの2人の弟が相続した。彼らの領有権は、1097年リューベチ諸公会議でも承認されることになる〔國本哲男『ロシア原初年代記』p278〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リューリク・ロスチスラヴィチ (ペレムィシュリ公)」の詳細全文を読む




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